あけましておめでとうございます。
みなさんは良い正月ライフを楽しみましたでしょうか。僕は年末から年始にかけて暴飲暴食を繰り返し、正月三が日に会う人に「あけましておめでとう」の次の言葉が「太った?」と言われるようになった。二言目で体型の話を強引にねじ込んできたか。たぶん話題がないのでとりあえず体型に触れるパターンと、もうほんとに見るに堪えない体型だからだと思うが、どちらにせよ「あけましておめでとう」という季節感溢れる新年の挨拶からの普段の会話に戻ったときの「その人との正月終わった感」が何となく寂しいのは僕だけだろうか。もっと神社のおみくじの話とか初売りの爆買いエピソードとか話そうよ!
ちなみに、気になったので体重計に乗ってみたら2キロ増えてた。みんな見抜くのがすごいな。
2016年も始まってしまいましたが、クリスマス会の様子をお届けしたい。この記事を読んでクリスマスの雰囲気を思い出して、旧正月とかにまた「あけまして~」なんて言う人出てこないかな。
先日僕の昔の写真が出てきました。3歳で裏ピース。
Takko cafeにて行われました
12月23日、Takko cafeで「カフェの小さなクリスマス会」が行われた。
Takko cafeの場所は、「タプコプ創遊村」のすぐ近く、地元の人には「元・レストラン樹林」と言えばだいたいの人はわかる。「樹林(じゅりん)」と読むのだが、県外の知り合いは「きりん」と読んでいた。樹木希林に引っ張られすぎである。
創遊村の駐車場の上にあります。
当日はまだナナカマドの実がなっていました。
階段を登るとTakko cafe登場。
木製のかわいい看板とにんにくがお出迎え。
広い店内。
外は創遊村の茅葺き屋根が一望できます!
当日には店内のレイアウトもクリスマス仕様になっていて、いよいよイベントが始まる機運が高まりなんだかドキドキしてきた。僕も当日に向けて微力ながらお手伝いをしていた。チケットの手配やドリンクの発注、カフェの上部の隙間に風船を詰めたりしていた。緑と赤を交互に詰め混み、クリスマスの感じを醸し出したが何個か割ってしまうたびに破裂音が店内に響き毎回ビビる。
そしてバタバタと準備をすすめ、いよいよクリスマス会スタートへ。
いよいよ始まります!
ゆったりな時間が流れるクリスマス会
18時。「カフェの小さなクリスマス会」がスタートした。2015年はクリスマスイブが木曜でクリスマスが金曜と平日続きのため、23日の祝日に開催したが、20名を超える参加者でカフェの席はすぐに埋まった。
会場が
埋まりました!
このTakko cafeを切り盛りしているのは川名美夏さん。田子町の地域おこし協力隊でもあり、いちごが大好きなことから「いちご姫」と呼ばれている。どんだけいちご好きなんだ。
いちご姫の挨拶から始まります。
Takko cafeは元は「レストラン樹林」だった場所を活用して昨年の10月にオープン。川名さんは田子町の果物を使ったケーキなどを中心に軽食など幅広いメニューを提供している。
僕も打ち合わせやこの日の準備などでカフェに来たときに毎回聞いたことのない種類の果物を使ったケーキを出していて、その日ごとにケーキの種類が変わっていて毎回感動ものである。
川名さんからどこそこのお母さんから頂いたフルーツでピューレやムースにしたとかのケーキ情報を聞きながら食べたりしているが、ひたすらうめぇうめぇ言いながら食っている。お菓子作りはしたことがないので技術的なことは分からないし、フルーツの情報も「梨に近いやつ?」「桃っぽいってこと?」とうすやぼんやりと聞き返すことしか出来ない。ただケーキは旨い。旨いものは旨い。
テーブルもクリスマス仕様です。
キャンドルはいちごの香り。こだわりがすごい。
花からもいちごの香りがしたのにはびっくりした。
ほっこり、だけどバタバタ
会場が徐々にいちごの香りが漂うようになってきた頃、厨房は大忙しに。僕も厨房に入りドリンクを作ってお手伝いを精一杯したが、ここで気づく。
Takko cafeの厨房、広すぎやしないか、と。
元はレストランだったこともあるのか、ガス台も冷蔵庫も流し台もでかい、そして広い。Takko cafeオープンしてから川名さんが「混んだときは厨房でひとり運動会してます」と話したときは「んなアホな」と思っていたが実際自分が厨房に入ってみると、確かに厨房を行ったり来たり。僕は冷蔵庫からドリンクやグラス取るだけなので大して移動距離はなかったが、川名さんはもの取って、もの切って、巻いて、こねて…みたいなことを厨房をグルグル回りながら一人でこなしている。クッキング十種競技か。
作ったり。
走ったり。
クッキング十種競技、いつか流行らないかな。
Takko cafeの厨房はお菓子工場としても活用されているらしく、先日行ったときにもお母さん達が川名さんと一緒に楽しそうにジャム作りに励んでいた。広さは無駄ではなかった。ここならお菓子作り教室みたいなことも出来るかも、と川名さんの夢はまだまだ止まらない。
今回のクリスマス会の食事はすべて普段のTakko cafeでは出さないこの日だけの特別メニュー。せっせと川名さん一人で作り上げた20名以上のプレートは圧巻だった。
ずらりと並んだプレート!
おいしそう!(おいしかった!)
クリスマス会スペシャル生演奏も
そのほかにもクリスマス会では生演奏会も開催された。八戸市を中心に活動しているmeguさん、のりぽんさん、ミウラコウジさんにお越しいただいてクリスマスの雰囲気に合った曲を演奏していただいた。
meguさん
のりぽんさん。
ミウラコウジさん。
生のバイオリンは初めて聴いたかも。
ミウラコウジさんいわくTakko cafeは音の反響がとても良くアコースティックギターやバイオリンなどがとてもいい音になるのだそう。今度ギターのレコーディングをTakko cafeでやりたいとお願いされた。ものすごいポテンシャルを持っているなTakko cafe。
可愛いCD物販スペース。ぬいぐるみや下のマットも手作りとは!
僕は無駄に空元気。
楽しくほっこり終了しました!
全部で2時間のクリスマス会だったが、あっという間の2時間だった。
白鳥の話みたいに、水面上は優雅そうな顔をしていて水の中ではバタバタと水をかくというまさにそれであった。きっと他のほっこりゆったりがコンセプトの所もそうなんだろうな。
しかも帰りにはTakko cafeからのお土産つき!
お土産の中身はにんにくの形をしたアップルパイとクッキー。Takko cafeロゴのスタンプ付の紙袋に入っていてTakko cafeムードたっぷり。田子町にこんなおしゃれなカフェがあっていいのでしょうか。
それにしても川名さんはテキパキとこなす。クリスマス会の片付けをそこそこに新たに何か食材を出して厨房に並べていた。クリスマスケーキの予約も受け付けていて明日の予約分のケーキを作成するとのこと。そこで気づいた。今日まだ23日だったのか!うっかりクリスマス終わった感じを出してしまったが、まだイブにもなっていなかった。
参加していただいた皆さんはきっとこのクリスマス会の思い出を次の日あたりに家族や恋人と共有したのではないだろうか。
僕は充実感で大イビキかいてたけど。
ほっこりしたクリスマス会になりました。
私が記事を書きました。

ニッシー
田子町生まれ田子町育ち。田子町観光協会事務局、観光マネージャー。イベント・飲み食い・スポーツ・旅が好き。色黒なので高校時代に他校の生徒に「ハロー」と挨拶されたことがある。