四季 、美しき田子
北国の内陸エリアにある田子町。
一年中寒冷なんだろうなと思われがちですが、春にはヒバリがにんにく畑から青空の中に飛び上がってさえずり、
夏にはカブトムシやクワガタをはじめいろんな虫たちが樹木の蜜を求めてやってきます。
さらに秋には風味や品質で全国的に有名な「たっこにんにく」が出回り、冬は山の深い雪がナイスなゲレンデを作り、スキーやスノボを存分に楽しめるんです。
このようにメリハリのある田子の四季は豊かな自然環境と相まって、豊富な実りと癒しの空間をかもし出してくれるのです。
そして、先祖代々から言い伝えられているミラクルなパワースポットも町のあちこちに存在しています。
田子のにんにくで
日本中を元気に
たっこにんにくは、2006年に東北初の地域ブランドとして特許庁から認定を受けた田子町の特産品です。
数多の困難を乗り越え健康な土壌を作り上げてきた先人たち、品種にこだわり徹底した選抜を繰り返して生み出された高品質の「福地ホワイト六片種」、選果選別・出荷規格指導に血の滲むような努力を重ねた一人一人の生産者。
この情熱の結晶ともいえる全ての要素がたっこにんにくに本物の美味しさを与えている。現在も「にんにくの首都」としておいしさとこだわりを全国へ発信しています。
巨木と伝説の郷、田子町
古い歴史を持つ我がたっこ町には、町の歴史とともに大地に根をはり、枝を伸ばし、葉を繁らせ、鳥を休ませ、郷土やそこに住む人々を見守り続けている全国にも誇れる数多くの巨木・古木が私たちの身近なところに残っています。
田子神楽
この芸能は、町の八坂神社の祭のおり(旧七月十四、十五日)および、旧正月などに行われるもので、権現の獅子頭をまわして祈祷するのを本旨とする山伏神楽・番楽とかいわれる神楽の一種である。
特に旧正月中は、「春祈祷」と称して各家々を回って祓いをする。これは「舞立ち」「門打ちの通り神楽」などともいい、その練りは古風を遺している。
岩手・秋田・山形県の同類型の神楽にくらべて、概して囃子のテンポも早く、舞の型の複雑な一類を代表するものといえる。
曲目は計十六番が伝承されており、「四方番楽」「念寿」「桜子」「機織」などは演技法としても特色が著しく、また五拍子といわれる囃子は、笛・太鼓・手びらがねの三種で演奏される。
また、能大成以前の舞曲の面影をもとどめているなど、芸能史的価値も高く評価されている。(文化庁HPより転載)