白目むいちゃう
昔から目薬を差す行為が苦手である。眼球に異物が入ってくるというか、とにかく水滴が目に入りそうなあの感覚はいつまで経っても慣れていない。
ネットで調べてみて簡単に目薬がさせる方法を試してみてもなかなか眼球にヒットしない。しまいには目に差したはずの目薬なのに、なぜか耳の穴に入っちゃう事なんて事もある。ノーコンだ。
自分なりに分析してみたのだが、たぶん目薬を差す瞬間に白目をむいちゃっているのだと思う。しかも両目。ビビりすぎである。
でもなんかこの現象に覚えがあると思ったら、サメの補食する瞬間に白目をむいちゃうのと一緒だった。
参考:サメ -サメ MANIAX-
僕は目薬を差す瞬間だけサメになる。
分かってるわ、毛虫とのぼり
先日父親から「家の前の木に毛虫が大量発生していて困っている」との電話をもらった。僕は便利屋か。
殺虫剤を使ってしまえば一発だろうが、木の本数も多く近隣にもご迷惑かかるだろうしなにより木へのダメージも大きい。仕方なく知恵袋かなんかで同じ悩みを抱えているだろうと思い調べてみたら「熱湯かけたら虫が死にますよ」と言う回答がベストアンサーだった。
分かってるわ、というのが正直な感想だった。人間にも熱湯かけたら最悪死ぬし。
道を運転しててたまに見る「交通安全」というのぼりも同じ「分かってるわ」という感覚に似ている。車に乗っているだけで交通安全には気をつけているが具体的にどうしたらいいのか分からぬのぼり。かといって「わき見運転するな」というのぼりも見かけるが、そののぼりを見てる時点でわき見運転だったりする(この話はダウンタウン松本さんもしてた)。
結局「毛虫に熱湯をかけよ」と父親にアドバイスしたが、案の定鼻で笑われた。
腕時計
去年原宿で買った腕時計がアツい。
買って一週間もしないうちに早速バンドの部分がもげた。ポロッと接続部分が外れただけだったのではめ直しただけですぐに通常の腕時計として何ら変わりなく使っている。
秒針の動きも変だ。一秒ごとに秒針が動くはずなのに2秒ごとに動くこともあれば、一気に5秒進む時もある。いつ壊れるのかとハラハラして注視しているが分針は通常営業しているので特段日常生活に支障は無い。
1万2千円のところを1,000円という破格の値段でたたき売りしていたり、注文した腕時計を小さな紙袋にポイと入れて渡す辺りは東南アジアのマーケットみたいで面白かった。
保証書も何も無いが「動く時計」と言うだけで十分満足である。
ポケモンGO
「もうダメです、耐えられません」そう言ってポケモンGOをインストールした。
だって町内のどこに珍しいポケモンがいるか試したくありませんか?僕だったら真っ先に見つけて情報拡散してたくさんのポケモンマスターを町に呼び込みたいと思っている。
例に漏れず町内にもポケモンGO効果は出ていた。夜の公園に何人かベンチに座ってスマホをぽちぽちといじっている。夜に気軽に外出するようになったのもポケモンGOのおかげなのかも知れない。スマホのライトで顔面だけが光って近づくたびに軽めにビクッとなるところは嫌だけど。
何より10代と会話のタネになることが嬉しい。公園に座っている子に話しかけるとやっぱりポケモンGOをやっていた。僕はまだ初心者なのでどこに行くとポケモンがいるか聞くと「町の入口に行くと両側に2匹ずついたりしますよ」とのこと。まじか。
田子町の最初のホスピタリティはポケモンだったのか。
余談だが昼間に公園に行くとおばあちゃんがたくさんベンチに座っていて、スマホじゃ無くて万歩計持って談笑していたらほのぼのするなぁという願望。
函館のレトロ轟音
先日両親の還暦祝いを兼ねて函館に行ってきた。新幹線で。
小学生の修学旅行ぶりだったので半分テンションが上がり、もう半分は人見知りみたいになっていた。
函館と言えば路面電車で、今回の移動もほとんど路面電車移動だった。
電車を待っていると他の観光客が「あ!あれだ!」とテンションが上がっている。よく見ると平成の時代には見ないレトロ調の電車だった。調べたら1日に数本しか運行しないレアな電車で、見つけたら幸せが舞い込んでくるとか。
ちょうどいいやと思って乗り込んでみると車内がうるさい。というか車体がうるさい。
木造のような車体のため、走行するたびにガタガタと車体が轟音を上げる。切符売りのお姉さんも同乗しているが走行中に切符の説明をされてもかき消されてしまう。これもレトロ。
そんなに日本語が上手くない外国人も乗っていたが、お姉さんに話しかけられて困った顔をしていた。轟音で聞き取れなかったのか、ただ日本語が分からなかったのか。
片付けられない
ワンダーコアを買ったが今ではバスタオル掛けになっている。
腕時計を買うのが趣味だけど8本中6本が電池切れだ。
買うのは良いが長続きしない。サザエさんの波平に憧れて盆栽を買ったが一足先に紅葉を迎えている。たぶん死んでるのだろうけど。
前にテレビで部屋に極力何も置かないミニマリストという人達の特集を見たが、うーん、と首をかしげて見る時点で僕はもう「片付けられない人間」の部類なのだろう。いつかスクラップするんだと意気込んでためていた新聞も今では冷蔵庫の高さまで来ている。
脱いだ洋服をイスの背もたれにかけ、それが一週間分ともなると別の部屋で作業している時に自然にイスがひっくり返る。心霊現象かとドキドキした自分が馬鹿らしい。
水にさらす
沖縄物産展に行って海ぶどうを買った。売り子のおばちゃんに「食べる前に水にさらしてから食べてね。プチプチが増すから。おたくも家でレタスを食べるときに水さらすとシャキッとするでしょ?」と言われたがレタスのくだりで「は、はぁ」となってしまった。
やばい。レタスを水にさらしてないのバレた。
確かに水にさらした海ぶどうはうまかった。レタスもうまくなるのかと後日レタスを水にさらしてからドレッシングかけて食べたが、ドレッシングがシャバシャバになってしまった。ちゃんと水を切ってなかったからか。なるほどですねー。
売り子のおばちゃんにムッとしちゃって「うちに水なんてありません」って子供みたいな言い訳をしそうになったのは内緒。
私が記事を書きました。
ニッシー
田子町生まれ田子町育ち。田子町観光協会事務局、観光マネージャー。イベント・飲み食い・スポーツ・旅が好き。色黒なので高校時代に他校の生徒に「ハロー」と挨拶されたことがある。