今年は4年に1度のうるう年だ。
2月29日は何を思い浮かべるだろうか、と問いかける間も無くニンニクの日だと声を大にして言いたい。4年に1度はニンニクの日!異論は認めない!
そんなニンニクの日に田子町ガーリックセンターでなにやらとんでもない物を開発したらしい。何とか頼み込んでお邪魔してきた。
田子町ガーリックセンターに来ました。
2月29日。ニンニクの日に田子町ガーリックセンターに来るだけでテンションが上がる。松山千春のコンサートを日本武道館で観るくらいテンションが上がっている。松山千春のライブ観たことないけどきっと気持ちは似ていると思う。
にんにくの首都、ガーリックセンター。
この日は移動献血車が来ていた。
ガーリックセンターのすぐそばには移動献血車が。にんにくと吸血でドラキュラ感が出ることだろう。実際ガーリックセンターの中も賑わっていたが献血の方も人が順番に血を抜かれていた。
店内にはいきなり!
ガーリックセンターの中に入るといきなり大きな垂れ幕があった。この間までこんなの無かったのに。
そう、これこそ今回の本題、クロシュである。
おしゃれなパンフレット。
ショーケースにはボトルがたくさん!
なんか僕が今まで親しんできたガーリックセンターとは何かが違う。とにかくオシャレだ(普段もオシャレだけど)。これが2月29日、ニンニクの日効果なのだろうか。
今日はこのクロシュの発表会と試飲パーティーが行われる。ペーペーながら全部出席する勢いで馳せ参じたところだ。
最初はキリリとした感じだけど後半おかしくなります。
発表会に潜入
混んできた。
まずは発表会。開場前になると多くの関係者でガーリックセンターのロビーが埋まった。この日が初めてクロシュのお披露目ということもあって皆さん待ち遠しい様子。例に漏れず僕もです!
そういえば2月29日は田子町のキャラクター、たっこ王子の誕生日だっけな。
発表会スタート。
多くのマスコミと町の関係者のみで行われる発表会。どこか緊張し、そして楽しみな雰囲気が交錯する異様な空間。僕はじめ会場全員が初めてクロシュをこれから呑むのだから仕方ないか。
クロシュは黒にんにくと赤ワインを掛け合わせたお酒。ワインと言いたいところだが種類的にはリキュールになる。ターゲットは働き盛りの女性で、良いことがあった日の自分へのご褒美や友達などとのパーティーで飲めるようコンセプトがあるらしい。
デザインも手に取りたくなるようなデザインで、女性が好きそうなデザインだなあと男性の僕が思った。
仕事がはかどった月夜の晩にベランダでクロシュをたしなみながら、隣の家の屋根を渡ってきた猫をなでている情景が思い浮かぶ。長澤まさみとか似合いそうだな。
変態みたいな妄想をしてしまった。
田子の星空もイメージしているとか。
アルコール8%のクロシュ。普通のワインよりもアルコールは低めでそこも女性向きだと思った。さらに嬉しいのはポリフェノールの値も表示していること。お酒飲みながら健康にも気を遣うなんていいとこ取りのお酒ですね!
健康診断で肝臓に異変ありと言われた僕にもぴったりだと思います!(酒の量が多いだけ)
裏面もオシャレだなぁ。
クロシュの説明を聞いた後、いよいよ乾杯へ。会場みなさんがワイングラスを片手に話を聞いているととても優雅な気持ちになる。そしてオシャレ。年収2,000万になった気分。
乾杯!
これがクロシュ。深い赤色。
ここで気づいた。今日の僕はドレスコードを間違えた。全員スーツやフォーマルな格好で貴族感がアップしているのに僕はシャカシャカのパーカーだ。貴族空間を損なわないよう僕は隅でこっそり試飲。
香りはほんのり黒にんにくの香り。(自撮りですいません)
飲めば黒にんにくとぶどうの甘みがマッチして(自撮りですいません!)
!?うまいぞ!?(自撮りですいませーん!)
かつて無い組み合わせは一歩踏み出す勇気がいるが、いざ懐に入ると慣れたものだ。旨いじゃないかクロシュ。黒にんにくなので次の日にもにんにく臭が残りにくいのもポイントが高い。
長澤まさみと飲んだらもっと旨いだろうなぁ。
クロシュに合うおつまみも美味しかった。
パーティーでもうダメになった(僕が)
発表会での試飲会が終わり、次はパーティーへ。ここからは事前に前売りチケットを購入した人のみ参加できるゾーンである。会員制バーみたいでゾクゾクする。
たっこ王子も引き続き登場です。
しかし僕はドレスコードが滅茶苦茶だ。今から家に帰って着替えてきた頃には終わってるかも知れないし、そもそもさっきクロシュ飲んだじゃないか。今車を運転したら誰かがクロシュのボトルで頭を殴ってくるかも知れない。
そんな葛藤をしている間にパーティーの乾杯が始まってしまった。
クロシュに合う料理がずらり。
いち早く何とかしないと…!と思っていた目線の先に一人の男性がいた。男性もまたこちらを見ていた。僕と男性はお互いに歩み寄り。無言で固い握手を交わした。
地域おこし協力隊の筒崎さんです。
筒崎さんも僕と同じくドレスコードが変だった。周りがフォーマルだったことに気づき自分もフォーマルに寄せようとして脱いだ結果がワイシャツ1枚。2月29日でワイシャツ1枚は不自然過ぎる。
普段ガーリップとかで写真など提供してもらっているので今回もいくつか写真をお願いした。
筒崎さんのブログを宣伝してウィンウィンの関係に。
ソムリエみたいな顔。
筒崎さんもクロシュを美味しそう飲んでいた。甘めのお酒のためアルコール8%とはいえスルスル飲めちゃう。はやり「飲む」というより「たしなむ」と表現した方が女性的だしオシャレだ。
ソムリエみたいな顔。
僕の辞書に「たしなむ」という言葉はない。
悪ふざけじゃなくて実験
隣のテーブルでオレンジジュースを飲んでいた人が居た。きっとチェイサー的な箸休めのような感じだろう。
そこで思いついた。クロシュを何かで割りたい。
だいぶ飲んでからのひらめき。
ソーダで割ってみたりオレンジジュースで割ったりしてみたが、僕の中での答えは「タッコーラ割」だった。
昨年デビューしてからの1年間で15万本も売れた「ジャッツ!タッコーラ」。にんにくとコーラの合体という斬新な発想と確かな味で大ヒット商品となった。
そんなタッコーラとクロシュの組み合わせ。
これが
旨いんだな!
後で調べたらスペインのカクテルで、コーラとワインを掛け合わせた「カリムーチョ」という飲み物があるらしい。ならばいいじゃないか。タッコーラとクロシュでその名も「ガリムーチョ」。
こういう楽しみながら実験をするのは最高だな。
パーティーの終わりまで飲み続け(実験し続け)、終わった頃には地域おこし協力隊のいちご姫に絡んでいた。
顔がダメな人だ。
こうして夜はふけていった。
みなさんもクロシュお試しください!
3月1日から発売がスタートしているクロシュ。1本2160円(税込)で、田子町ガーリックセンターの店頭とインターネットでの販売を行っている。
にんにくラーメンは今やロングセラー商品になり、昨年発売されたタッコーラは爆発的大ヒットを記録した。それに続けと言わんばかりに、満を持してクロシュのリリース。豊かな時間を過ごしたいとき、自分へのご褒美に。
これは皆さん、飲むしかないでしょう?
たっこ王子のお誕生日も祝いましたとさ。
私が記事を書きました。
ニッシー
田子町生まれ田子町育ち。田子町観光協会事務局、観光マネージャー。イベント・飲み食い・スポーツ・旅が好き。色黒なので高校時代に他校の生徒に「ハロー」と挨拶されたことがある。